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育学舎こころん
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子どもの理解していることを理解する

講演会で、保護者の方と
話をしていて
思い出したことです。

その子は、
数字の1~10までを
数えることが
できていましたが、
数の概念が
理解できていなくて、
1個、2個という
個数を理解させることに
試行錯誤をしたときの話です。

いろんな教材を作って、
数回試しては、また、
違う教材を作って
何度も何度も
繰り返して学習しました。

どうぶつや食べ物の絵を使ったり、
おはじきを使ったり・・・
絵の大きさも、
大きくしてみたり、
小さくしてみたり・・・

犬の絵を1匹から
10匹まで作って、
犬の上におはじきを
1匹に一つ置いていき、
その個数の数字のカードを
探してそこに置く。

そんな作業を
まずは、1から5の数で
何度も繰り返し
行っていくうちに、
1匹の犬の時には、
手におはじきを1個持って、
5匹の犬の時には
5つ手におはじきを持って
置くようになりました。

「理解できてる!」

その時の嬉しさといったら、
今までに経験したことのないくらい、
達成感を感じました。

そして、その子が、
たし算を何も使わずに
式を見て答えを
さっと書くようになったときも、
同様なうれしさを感じました。

この時以来、
教材を考えることが
楽しくて楽しくて、
何度失敗しても、
失敗するということは、
さらに工夫する価値があるし、
成功したら成功したで、
達成感を味わうことができる。

「なんて、楽しい仕事なんだろう」
と思うことができました。

教材を考えるときには、
その子が何を理解していて、
何を理解できていないかを
把握できていないと
いくら素晴らしい教材を作っても、
役には立ちません。

逆に、何が理解できていて、
何が理解できていないかを知ると、
自然とこんな教材が欲しい
と思うようになってきます。

だれでも、
できなかったことが
できるようになったり、
わからなかったことが
わかるようになったりすることは、
うれしいと思います。

そんな瞬間に
たくさん出会えた
教師という仕事に
就けたことに感謝です。

今後も、

そんな瞬間に出会えるような
仕事にしていきたいと、
強く思いました。

コメント (2)
  1. YUKARi より:

    子供と先生の光景が想像できます。子供の可能性は広くて深いですね。

  2. life-supporter より:

    以前にもブログで書きましたが、”できた”瞬間に一緒に立ち会うことの感動は、何度味わってもやめられません。
    たくさんの人に、そんな体験をたくさん味わってほしいです!