子供たちに”学ぶ喜び、生きる喜び”を味わわせ、悩みや苦しみを分かち合える仲間づくりを支援します
育学舎こころん
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障がいの違い

肢体不自由児学級の担任を通して

年々、特別支援学級の数が増加してきています。
知的障がい児学級や
自閉症・情緒障がい児学級が
設置されている学校が多くあります。

私が最後に勤務していた学校も、
転勤した時からこの2つの学級が
設置されていました。
退職2年前からそれに加え、難聴学級と
肢体不自由児学級が設置されました。

その頃、特別支援コーディネーターを
担当していたので、その子供たちが
入学する以前の幼稚園や保育園の様子を
見に行くことができました。
特別支援学級担任を長くしていたせいか、
知らず知らずのうちに、
この子たちを担任するとしたら・・・
と、考えながら見学やお話を
聞かせていただきました。

そして、昨年度、肢体不自由児学級の担任を
思いがけずさせていただく
機会をいただきました。
聞いた時には、
ワクワクしたことを思い出します。
1年間、子どもと共に楽しく毎日を過ごし、
最後にご褒美をいただいた気持ちです。

それまで知的障がい児学級と
自閉症・情緒障がい児学級しか
担任をしたことがありませんでした。
それでも、不安よりワクワクした
気持ちの方が大きかったです。

まずは、前年度担任の先生がやられていた
教材を試しながら、
新しい手立てを見つけたり
教材を見つけたり、作ったり・・・
理学療法士でも
作業療法士でもない教員なので、
身体的なケアはできませんが、
運動能力を伸ばすという
体育の目標があります。

訪問リハビリをしているということで、
家に訪問させていただき、
リハビリの様子と理学療法士や
作業療法士の先生に注意することなどを
聞かせていただきながら、
支援計画を立てて実践していきました。

初めのうちは、とにかくやることを理解し
自分で反復練習ができるくらい慣れることを
目標にして実践していたのですが、
1学期が終わるころには、
成果がいろんなところで
見られることができました。
3学期には、長期目標に
掲げていた以上のことが
できるようになりました。

知的障がい、自閉症スペクトラム症、
肢体不自由。
障がい名は違いますが、
教師がする仕事は変わらない。

障がいがない通常級での仕事も・・・
通常級では、カリキュラムを
変えることはできないけれど、
一人一人に合わせた声掛けや
「できないこと」を
「できるように頑張ろうとする気持ち」
を高めてあげることが、
私の仕事だと思っていましたし、
今もそれをし続けていきたいと思っています。
「できなかったこと」が
「できる」ようになった瞬間に
立ち会えるうれしさと感動は、
1回経験するとやめられなくなります。

親ならだれでも、そんな瞬間に
立ち会った経験があると思います。

子どもがだんだん大きくなり、
周りと比べるようになり、
そして、当たり前と
思えるようになって・・・

人と比べることをやめて
当たり前をやめて
赤ちゃんの時初めて立った時のように、
わが子だけを見つめていると
同じようにうれしさと感動を
感じることができるんじゃないかな・・・
と思います。・・・
親として、できていない自分を
反省しながら・・・
仕事ならできることが・・・
親としては・・・
なかなか・・・できないんです・・・

コメント (2)
  1. みよみよ より:

    先生がワクワクした気持ちで迎えて下さっていたなんて!とてもとても嬉しくて、感謝が溢れます!
    先生が一年積んで下さった成長の宝は今、ただ単に学習だけでなく、愛される人として大切な土台の一つになっています!
    通常級の子どもたち・先生達・地域の見守りの方々・・回りのみんなが「障がいのある子」「車椅子でかわいそうな子」という目じゃなくて、「同じ学校の仲間」として接して下さっているのをとても感じられるようになりました。
    励ましてくれたり、一緒に喜んでくれる仲間がたくさんできて、ますます学習意欲も、生きる希望も満ち溢れていますよ!
    勉強が楽しい・授業が楽しい・友達や先生といると楽しい!!
    学校生活が楽しいことって、子どもの成長にとっても大切な事なんだと改めて気づかされました。
    私も自分の学校生活をもっと楽しめば良かったと思っちゃいます。
    先生との出会いは私たち親子にとって、かけがえのない財産です☆

  2. life-supporter より:

    ありがとうございます。
    周りが楽しんでいると、知らず知らずのうちに子どもも楽しくなってきますね。
    私が、楽しかったから~それが伝わったのだと思います。
    楽しいことがどんどん増えていくことを願っています。
    嫌なこともあると思いますが、楽しいことの方がたくさんあることで、嫌なことも耐えられる強い気持ちができますよね。
    先生方も子どもたちも地域の方々もほんとに温かい学校でした。
    そこで働けた私も、そこで育っている子どもたちも幸せだと思います。
    たくさんの方々に感謝です。