子供たちに”学ぶ喜び、生きる喜び”を味わわせ、悩みや苦しみを分かち合える仲間づくりを支援します
育学舎こころん
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挫折の経験

私は、小さい時から体が大きめで丈夫でした。
丙午の星の元だからか、男の子と取っ組み合いの
けんかも互角にしていました。
親にも先生にも上手に育てられ、目立つことも
たくさんやらせてもらいました。
なので、頑張ればできないことはない。
と・・・本当に思っていたのです。

ところが、大人になって
私を守ってくれる枠が取れたときに、
どんなに頑張って一生懸命訴えても、
認められないという経験を初めてしたのです。
それまでの、自信過剰な性格の殻が
見事に粉々に砕け散り、何もできない、
今まで過剰にあった自信も存在価値すら
どこかに行ってしまった・・・
そんな日々が少しの間ありました。
今は、少しの間だったと思えるのですが、
その時は人生が終わったかのように
長く感じていました。

その頃は、昔の自分に戻りたい
と思っていましたが、
今は、昔の自分では駄目だったんだ
ということがわかります。
弱い子たちを守っていた気でいましたが、
その子たちの気持なんか
考えていなかったように思います。
いいことをする自分を作っていただけ。
できない、わからない、自信がない・・・
自分は本当にダメなやつ・・・
そんな風に思えたことで、
昔の自分よりもちょっとだけ
成長できたんじゃないかと思っています。
そして、その経験は、
その後触れ合うことになった
不登校の子どもたちや
特別支援教育で関わった 
子どもたちと接するときに
とても役立ちました。

子どもに「頑張れ。頑張ればできる!」
なんて今は、絶対に言いません。
「頑張れ」なんて・・・
頑張っている子に言えません。
頑張ろうとすることがとても大事で、
頑張ろうと思わせることが、
周りの大人の責任なのかな
と思っています。
その大人が「よし!頑張ってみよう」
と思っていなければ、子どもが
頑張ってみようなんて思えないし。

私が、元気がなくなった時から
元気になるまで、6,7年かかりました。
その間に、たくさんの友だち、
先輩に元気を分けてもらって、
何とか元気に、生きる目標だったり、
楽しさを見付けることが
できるようになりました。

挫折の経験は、すべき
ということを聞いたことがありますが、
わざわざ挫折を経験を
自分からすることはないと思います。
でも、失敗体験は、
大きな成功のためには必要なのかも
しれないなと思っています。
成功体験と失敗体験のバランスが大事ですね。

私には、あれほど辛いことは
そうそうないから大丈夫
という強さを持つことができました。
少しのことでビビってしまう
弱さも認識しているので、
準備をおろそかにしない
行動力も備わりました。

成功体験をたくさんした方が
良いに決まてっていますが、
挫折も将来に生かすことができると
一回の挫折が
たくさんの成功体験と同じくらいの
良い体験になると思っています。