2022年1月31日
特別支援教育に
触れてきて
常に思うことがあります。
自閉症や
自閉症スペクトラム障がい
について、
もっと、社会の
理解があることで
二次障がいが
回避できると
いうことです。
障がい名については、
知らない人が
いないくらいの
知名度になったと思います。
しかし、
まだまだ
「親は、どんなしつけを
しているんだ」とか
「早く、病気が
なおるといい」
などの声を未だ
耳にすることがあります。
そもそも
”障がい”という
言葉が、
受け入れがたいこと
にしてしまっている
のかもしれません。
社会適応が
できないことに
問題はありますが、
社会適応できれば、
何も問題なく
しかも、
障がいがあるという
認識にもなりません。
その人の
性格や特性であって、
障がい者と
思う人はいなくなります。
ある研修で
「自閉症は、
認知の障害です」
とおっしゃった
先生がいらっしゃいました。
まさに、
その通りだと
思います。
理解の仕方が、
教科書の
指導書通りには
いかなくて、
その人なりの
理解の仕方が
あるのです。
そのことを、
小さいうちから
周りの人たちが、
理解していれば、
特に、
知的な遅れのない
自閉症スペクトラム障がい
の方たちには、
困難はあると思いますが、
周りから
特別視されず、
生活できてしまうと
思います。
子育てや
教育に携わる方たちが
『自分は、こうやって
教えてもらった』
ということに
固執せず、
その子が
理解できるように
伝えていく工夫が
大切なのかなと
思います。
この前東京に出かけて、バス、電車等公共機関を利用したんですが、ほぼ障害のある方が乗車してました。
東京は障害のある方が多いのかなと錯覚をおこしたくらいですが、私の世界がきっと狭くて、色んな事に
気づかないんですね・・・と自分の視野、世界の狭さを改めて実感しました。
肢体不自由の方だったり、視覚障がい者の方を見れば、「身体に障がいがあるんだな」「目が見えないんだな」とすぐにわかると思いますが、聴覚障がい者の方や発達障がいの方は、一見わからないですよね。
私たちでも、腰痛もちだったり、膝を痛めていたり、中耳炎で聞こえにくかったり・・・・
そんなときには、周りの配慮が必要ですよね。
それと同じで・・・・
横にいる人をどれだけ思いやれるかなんだと思っています。