2022年1月31日
人は、成長する過程で、
母という
自分とは違う人格を
意識することで
自分という存在を
知るということを
聞いたことがあります。
母でなくとも
自分とは違う
人格を
意識できることが
大切だと思いますが、
赤ちゃんのように
生きることについて
全て依存をする
母親が
一番はやく
意識できる人である
ということだと思います。
30年間、
教師として
子ども関わってきましたが、
年々、
自分の気持ちや意見を
表現することが
苦手な子どもたちが
増えていると
感じていました。
その理由として、
1つ目は、
言葉を通して
表現する能力の低下
があります。
2つ目は、
自分の気持ちや
意見を
意識したり、
認識することが
できていない
ということがあります。
1つ目の理由なら、
学習によって
表現することが
できるように
なると思います。
2つ目の理由だとすると
表現できるようになるには、
そんなに簡単なことでは
ないかもしれません。
自分の気づかないうちに
ストレスを受け、
気づいた時には
体調を崩したり、
うつ状態になっていたり
することに
なりかねません。
テレビを見ていて、
世界の音楽は
単純化されてきているのに、
日本の音楽だけは
複雑化してきていると、
話しているのを
見ました。
言葉で表現できなくなった分、
自分で意識しないところで
体や音楽、絵画などの
芸術として
表現をすることで
現代の若者たちは、
アウトプットするように
なってきているのかなと
思いました。
アウトプット・・・ってワードを思わず検索してしまいました。
なるほど!!!
確かに最近の音楽は難しくなっているような・・・
でも年齢でついていけないのか?なんて思ったり、でも今の若者の日常だから、ついていかねば!
と思ったり、思わなかったり。
音楽の難しいところは、私にもわかりませんが・・・
少なくとも、昔習った『AA’BA’』という感じの単純な曲がなくなっていると思います。
拍子も、4分の4拍子といったものでない曲が多いと思います。
アートで表現できることは、本当に素晴らしい才能で、うらやましく思います。
だからこそ、できない子たちは、どうしていったらよいのかという問題が大きいと思います。