2022年1月31日
「好きなことがあることは、
とても生きやすい」
ということに、
特別支援学級の担任をしていて
気づきました。
大人になってからも、老後でも、
余暇に趣味を持つことが
大切だと聞いたことがあります。
子どもも同じで、
好きなことがあるということは、
楽しみがあるということ。
楽しいことがあると、
その楽しいことのために・・・
と興味や行動が広がり
生きがいになります。
特別支援学級で学習を
進めようとするときに、
ただ、淡々と進めていくことよりも、
例えば、好きなキャラクターを使って
たし算をすることで、
楽しんで学習を
進めることができます。
学習が終わったら、
好きなことをご褒美にすることで、
学習の取り組みの意欲も違います。
放課の過ごし方も変わってきます。
子どもの小さい時の
親の関わり方によって、
子どもの興味の幅が
変わってくると思います。
通常級の担任をしていた時に、
保護者から習い事の相談を
受けたことがありました。
保護者がやらせたい
という気持ちよりも、
子どもがやってみたいと
思うことが大切で、
経済的なこと時間的なことが
許されるならば、
子どもがやってみたい
と思ったことは、
できるだけ経験させて
あげたいというのが、
私の考えです。
”好きこそ物の上手なれ”
その前に、好きなことを
見つけることができないと、
上達もしません。
子どもたちが、何かを
「好き」と話しているのを聞くと、
思わず笑みがこぼれます。
好きなことは続けられるのは、大人になっても同じですね。
基本、子どもも大人もそんなに大差ないですよね。
人生の中で、できるだけ「好き」を増やしていきたいですね。