私が、心の元気が
なくなってしまい、
病院に数カ月通った後、
少しずつ元気に
なっていたころに
担任していた時のことです。
前年度から
少しずつ
学校を休むようになり、
私が、担任した時には、
教室には入れず、
保健室登校を
していた子がいました。
私が、今のように
エネルギーを
弱っている人に
分けてあげられるくらい
元気だったら、
良かったのですが・・・
ようやく、少しずつ
元気になってきている
ときだったので、
正面から向き合うことが
できませんでした。
そこで、養護教諭の先生に
子どものことを
お願いして、
お母さんとの
懇談を定期的に
行うことにしました。
お母さんは、理解してくださり、
その子にできることを
二人で、いろいろ
話し合うことを
繰り返ししました。
その子が小学校を
卒業してからも、
お母さんとは、
時々会って、
お話をさせて
頂きました。
小学校では、
別室登校または、
お休みを続けて
卒業しました。
初めは、
お父さんは、
どちらかというと、
遠巻きで、
様子をうかがっているような
関りだったようですが、
次第に、その子と
普通に話したり、
出かけたりするように
なったようです。
結局、中学を卒業後は、
しばらく、家に
引きこもり状態でしたが、
アルバイトを始め、
そこで、上司に認められたようで、
正社員、店長まで
任されるようになったようです。
家に引きこもり状態の時に
お母さんと一緒に
趣味のコスプレの
衣装を作ったり、
漫画の制作をしたりと
両親に支えられながら
趣味に没頭していたようでした。
アルバイトも、
いろんなアルバイトを
経験した後、
自分に合った仕事と
出会えたということが、
良かったと思います。
人によっては、
じっと、エネルギーをためて
自分が、この先
どうやって生きていくのか、
自分に合った生き方について
じっくり、考える時間が
必要な人がいるんだと
思います。
親としては、
心配にもなります。
どうしたら、
いいのかと
迷います。
そのご両親も、
きっと、
心配もしていたし、
迷うことも
いっぱいあったと思います。
それでも、
焦らず、
子どもを信じて
ゆっくり
見守り続けられた
そのご両親は、
本当に、素晴らしいと
思います。
とても大きな心のご両親ですね。
信じるって、言葉ではわかっていても、実行するのが、なかなか難しい事です。
でも、信じてもらえる事で、きっと安心できたんでしょうね。
段々と、忘れてしまいそうな感情・・・気を付けなくては!
YUKARIさんは、子育ても終わりの時期ですよね。
次は、子どもに世話をしてもらわないといけない番になってきますね。
それでも、育ち切れなかったところがあるとしたら、大人になっても求めてくることもあるかもしれません。
いつになっても、子どもは子ども。最後まで信じて、見守るのが親の役目なんでしょうね。
YUKARIさんは、長生きするのでしょうから、まだまだがんばらないといけないってことですね~