子供たちに”学ぶ喜び、生きる喜び”を味わわせ、悩みや苦しみを分かち合える仲間づくりを支援します
育学舎こころん
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非行と不登校

平成元年に中学校の教師として
新任で赴任した学校は、
当時とても荒れていました。
通っていた子どもたちも、
”荒れた学校”ということを
自覚していたようです。
私は、何もわからない状態で、
中学3年生の副担任をしました。
「なぜ、こんなに心がすれているのか。」
「なぜ、いつも子供たちは怒っているのか。」
ベテランの先生方が、
「なぜこうなったんだろう。」
と話しているのに、
新任の私がわかるはずもなく、
時は過ぎていきました。

3年その学校を経験した後、
私は、分校に配属になりました。
その当時、その分校の中学部には、
小学部から進学してきた子どもたちと
中学から転校してきた子どもたちが、
ほぼ半数ずつ在籍していました。
転校してきた多くの子どもたちは、不登校でした。
そこで、感じたことが
「不登校と非行は背中合わせなんだな」
ということでした。
友達と群れるか一人になるか・・・
発散するか心にこもるか・・・
「彼らが訴えたいことは、同じなんだ」
ということを彼らと過ごしているうちに
いつの頃からか思うようになっていました。

その頃の私は、まだ若かったので、
正しいことではなかったのかもしれないけれど、
「私が!」とただ目の前だけを見て
全力で走っていたんだと思います。
「人は、温かいもんなんだということを伝えたい」
とひたすら、がむしゃらに・・・・
走りすぎて、結局は自分が病院に
通うことになってしまいましたが、
反省はしていますが、
後悔はしていません。

何かを訴えようとサインを発している人がいます。
全部を受け取る必要はないですが、
子どもたちの”help”のサインだけは、
見逃すまいと思っています。
そして、時に手を差し伸べ、
時に見守る。
受け取っているという
サインだけは伝えつつ・・・
「人は、温かいものなんだ」
ということを今でも
伝え続けたいと思っています。