子供たちに”学ぶ喜び、生きる喜び”を味わわせ、悩みや苦しみを分かち合える仲間づくりを支援します
一般社団法人 育学舎こころん
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教室に居場所がない子どもたち

毎年、必ずと言っていいほど、
教室にいずらくなってくるという
子どもがいました。
別に、誰も邪魔者扱いをする
わけでもないのに・・・・

よくある事例は、
どちらかというと、じっと座っていることが
不得手の子どもで、
先生の一つ一つの言葉に反応してしまったり、
誰かの発言や行動に
反応してしまう子どもが、陥る事例です。
みんなのためにクラスの雰囲気を
楽しくしたいと思い、
急に大きな声で発言したり、
立ってパフォーマンスを始めたり・・・
当然授業中なので、先生は注意をします。
そして、その光景を見ている子どもたは、
何度もそんな光景を見ていると、
小さな先生が教室中にいっぱいできます。
その子が何か言い始めるや否や、
注意の嵐になります。
授業中だけじゃなく、放課の時も掃除の時も、
小さな先生がいつもその子に注意します。

ただ、楽しませたいと思うだけなのに・・・
うまくいかず・・・
みんなに責められ・・・・
悪い子になってしまった錯覚に陥ります。
そして、「どうせ、何をやっても叱られる。」
そんな気持ちになって
いってしまっている・・・・

上記の事例で、子どもの居場所が
なくならないためのポイントは、
いくつかあります。

学校、先生、周りの子どもたち、
周りの子どもたちの保護者、
当事者の子ども、
その子供の保護者・・・

それぞれに何ができるでしょうか?

悪いことをしている人は、
一人もいません。
それぞれが、ちょっと変われば、
全然違った生活空間に
なることでしょう。
今年は、そんな思いをしている子どもが、
一人でも少なくなっていることを祈ります。

コメント (2)
  1. YUKARI より:

    毎回文章を読んでると、心温まります。
    大人の中にもあるような気がします。
    反省しなくては・・・と思いました。

  2. life-supporter より:

    ありがとうございます。
    ちょっとだけ、みんなができることを考えることで、救われる子どもが出てくると思うんですよね~